2019年06月06日に初出の投稿

Last modified: 2019-06-06

Message で書き足しているうちに長くなったので、こちらに移す。昨日も書いた話だが、結局は最先端の設計とか規格は単純に英語が扱える人間が拾ってコミットするなり自力で実装する(そして、皮肉なことにその多くは英語ができない大多数の国内ユーザからは無視される)という出口しかないので、海外へ行くなり、国内からプロジェクトへ参加するような人たちが現れても日本の国内のビジネスとか開発実務に殆どインパクトがない。そして、デファクト・スタンダードになった頃にオライリーや技術評論社とか日経が騒ぎ出して記事を書いたり通俗本を出すわけだけど、規格や設計の話はしないので日本のエンジニアというのはどこまでいっても《ユーザ》でしかない。これって、単に英語ができないというだけの問題ではないと思うけど、やはり大きなハードルが英語であることも確かなのだろうな。

こういう、標準化戦略(いつも思うけど、これのどこが「戦略」級の話なのか分からんね。こんなの経営と軍事の両方を知ってる人にしてみれば「作戦級」の話にすぎないと思うが)に日本が乗り遅れて GAFA の一端すら担えなかったというストーリーは10年以上も前からあるんだけど、でも国内でどうにか対抗しようとか、少なくとも規格の立ち上げ段階から加わってみようとかいう動きはなくて、一部の英語ができる院生とか上場企業の元 Googler とかが好き勝手に海外のプロジェクトに参加したり適当なプロジェクトを GitHub とかで続けてるというのが現状だろう。正直、国内の大手企業で雑誌記事とか通俗本を書いてる《ロックスター・エンジニア》なんて、採用や株価を睨んだ人たちが適当に飼ってるブランディング用の客寄せパンダにすぎないので、彼らが本当にイノベーションを起こしたり新規の規格やポリシーを提案するなんて期待は、経営陣にしてみれば全くないだろう。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook