2018年12月07日に初出の投稿

Last modified: 2018-12-07

このところ、「うんこボタン」にしても、それから昨日のソフトバンクの大規模通信障害にしても(報道で、ソフトバンクが未上場だったことをいまさら知る)、通信環境の証明書が期限切れだったという無様な実態が続いている。かように、ソフトウェアや周辺情報のライフサイクル、つまりはリリースした後の運用というものが、IT 企業でもキャリアでもベンチャーでも蔑ろにされがちであるということが分かる。

作って終わり。プログラマやコーダはそれでいいかもしれないが、せめてアプリケーション・アーキテクトやソフトウェア・エンジニアあるいはオンライン・サービスのプロダクト・マネージャを拝命して、われわれ有能な実務家の何倍かの給料をもらってるような人々であれば、もうちょっとソフトウェア工学の基本的な素養というものがあってもいいのではないか。

要するに、プロマネやアーキテクトといった上級職すら無能が多いからこういうことになる。もちろん、「うんこボタン」の零細企業にアーキテクト職がいるとも思えないし、同等の知識や経験をもつ人材がいるとも限らない。ソフトバンクにすら、ソフトウェア・アーキテクトがいて、エリクソンの製品の受入れ試験をしている保証もないわけだが。

ちなみに、誰かが「柔らかい銀行」なんて説明できないとか書いていたが、ソフトバンクの「ソフト」はもちろんカセットテープ時代に磁気テープへプログラムを「録音」して販売していた頃から「ソフトウェア」のことだ。いまどき「ソフト」という言葉で「柔らかい」としか連想できないなんて、中学生以下の英語力だ。そんな人間が海外の人に英語で何かを説明などしてほしくないな。

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