2018年06月28日に初出の投稿

Last modified: 2018-06-28

日本法人をつくって展開を始めますと言った矢先に大規模障害とは、これまた Slack も困ったものであるな。

僕も、この障害に見舞われたユーザの一人である。昨日、ISMSの監査で来ていた代々木で街中を撮影した際に、プライベートで使っている workspace へ写真をアップロードしようとしたらアップロードに酷い時間がかかった末に失敗し、そのときは単に「たった 5MB の写真すら上げられないのか」と驚いた。確かに、代々木は会社の周りも明治神宮も表参道の近くも au の電波が非常に弱い不思議な地域なので、タイムアウトしたのかもしれないと思ったのだが、Slack そのものにアクセスしても情報がなかなか更新されない(日中は自分で投稿したメッセージはちゃんと反映されていた)し、だいいち Wi-Fi でないとプッシュ通知が来ないというおかしな挙動をしていた。そして、そのうち夕方になるとチャネルの一覧が見えなくなってしまい、大阪の自宅に戻ってから、あらためて障害が起きていることを知ったというわけである。

こういう事例を見ると、企業や自治体からの情報発信の経路として Twitter を使うべきだと言い、しかも Twitter だけを率先して推奨する人々もいるのだが、Slack と同じことが Twitter で起きないという保証はないのである。いまでは「バルス祭り」にも耐えられると言ってはいるが、それでもたまにアクセスが非常に遅くなることはある。情報発信の経路をたくさん確保するために、災害情報や交通サービスの情報を Twitter 「でも」配信するのはいいが、Twitter 「だけ」に頼るのは全く愚かなことだ。情報を配信するという業務をやると決めたのであれば、(いちおう哲学者を名乗っている以上は軽々しく書かない言葉だが)《絶対に》複数の経路を利用しなくてはいけない。したがって、ソーシャルメディアを使った情報配信は、できれば専用のシステムを構築して API で複数のサービスにまとめて配信し、他の利用者のレスポンスを別に受け取ったり監視するのが望ましい。Twitter 担当とか Instagrm 担当とか、そんな属人的なことを行政機関や上場企業がやってはいけないのである。災害情報の広報は、IR のように投資家を騙して粉飾し続けるためのパフォーマンスとは違うのである。

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