2019年10月11日に初出の投稿

Last modified: 2019-10-11

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ZOZOTOWN の元社長がやってたような、Twitter でお金をばら撒くという企画(そもそも「企画」なのかどうかも分からんし、どうでもいいことだが)は、いよいよ他の泡銭を抱えた下衆どもにも波及しているらしい。このようにAV女優を使って、まるでキャバクラで女の子に金を撒いてる成金みたいな様相を呈している。もちろん、ZOZOTOWN の社長の振る舞いとは違うと言う人がいるかもしれないし、それどころか、こういう連中がやっていることですら、《経済を回す》とかいう利いた風な観念(僕は、これは概念じゃなく経済学者や経済評論家の主観にすぎないと思う)を理由にして是非はともかく同等の効用があると言う人がいるかもしれない。

ガキがどれほど大金を手にしていても、バブル期にはこんな連中はいなかった。そもそも、金を持ってる(と思い込んでいた)人はもっと多かったからだ。100万円はそれなりの金額だが、当時は中小企業ですら半期のボーナスで100万円を支給されていた人がたくさんいたので、100万円くらいでは大してインパクトもなかっただろう。そして、当時は気軽にこれだけの範囲で広報する方法がなかったので、やりたいがやれないという事情もあったろう。予算が1億円あっても、全国の人たちに同じていどのインパクトを与える方法としては、全国紙に全面広告を出すと朝日や読売なら5千万円弱くらいはかかるので、版下の制作費と併せて予算の半分は広告費に消えてしまう。

そういう意味では、各人の現状や属性が簡単に、それこそ世界中の人々に対して開示されたり顕わになったりアピールできるようになったのだから、これを売名であれ遊びであれ、それぞれの思惑なり理屈で《効果的に》使う手立てが確立したということは、哲学としてどうのこうのと批評する前に、一つの現実として正確に理解する必要があろう。ただ、はっきり言って100万円ていどでやれることなど限られているというのも一つの現実である。もちろん、ばら撒いている方も受け取った人が何か社会に重大なインパクトを与えるような成果を上げるとは思っていないだろう。

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