2018年02月27日に初出の投稿

Last modified: 2018-02-27

日本の道路交通規則を左側通行から右側通行に変更することは、社会的混乱をもたらすため、可能性としてはきわめて低い。右側通行が世界の大勢とはいえ、日本は島国であり完結した小世界であると考えれば、その必要性も高くはないだろう。ただし、左側通行は右ハンドル車を意味するのであり、グローバルビジネスの観点からいえば、かならずしも有利であるとはいえない。

日本の道路が左側通行になった意外な経緯

これまた何冊かの読書だけで書ける典型的な「コタツ記事」で、阿部謹也さんのゼミ出身を名乗るとは恥知らずもいいところだ。そもそも、規格を統一する便益を殆ど論証もできない人間が「グローバル」などという言葉を振り回して、フランス人やアメリカ人の誰一人として日本政府に要求もしていないような懸念を煽ってオオカミ少年を演じるのは唖然とさせられる。「社会制度の設計というものは、将来予測を踏まえて、よほど慎重に行わないと将来に必ず問題が発生する。左側通行の採用は、そんな事例の1つとして考えるべきだろう」と言うが、対面交通原則を左側としている日本に、いったいどういう問題が発生しているというのか。たとえば、右側通行に慣れている観光客や在日外国人がレンタカーなどで多くの交通事故を起こしているだろうか。あるいは、トヨタや日産が国内向けの右ハンドル車と海外向けの左ハンドル車を別に製造するコストが、これらの企業の競争力を減じているという証拠でもあるのか。

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