2018年11月26日に初出の投稿

Last modified: 2018-11-26

その規模の被害を避けるために行うセキュリティ施策は当然厳戒なものとなり何よりも理に叶っているようには見えない方策が次々と科せられ、一説によると経営層(社内では大手町と呼ぶ)の中で「オリンピックまではセキュリティ施策を理由に一切の研究が止まっても構わない」と豪語されたとまでささやかれたし、実際にそうだったとしても驚かない。

6年勤めたNTTを退職しました

不思議な話だけど、NTT 関連の会社って、牽制が効いてないときは課長さんがウェブ制作会社にアロハシャツを着て会議しに来るほどだったんだよね。Cafis という決済サービスのサイトでデザインとコーディングをやっていた頃(もう15年以上は昔の話だが)、NTTDATA と言えば、ロクにまともな会社員の格好をしてない人たちという印象しかなかったのだが、実はそんな風体の人はごく一部の「遊撃隊」だけであって、電通ですら一部のスター選手を除けば、大蔵省の官僚かと思うような風情の人々だということが分かってきた。そして、官公庁やゼネコンの案件では強力な社内統制で事を運ぶということも分かってきた。

そして多くの人々にしても、そもそもが電電公社なのだし、お堅い人たちという印象があったのは当たり前であった。いまどき、オリンピック案件で社内の様子が厳しいなんて言われても、そんなことは君が生まれる前から分かってたことだと言われてもしょうがないと思う。「これほど低レベルのITリテラシな人間が実権を握り経営判断をしているという状況への絶望のほうが退職するにあまりある動機となった」という丁寧な説明にしても、情報通信や合理的決定プロセスの軽視は戦前から日本軍や日本の企業では常態化していたわけで、やはり高校で殆ど数学と物理しか勉強しなかったせいではあるまいか。こんなこと日本史を勉強して薄い副読本でも読んでいたなら、ヤンキーでも知ってるやつは知ってる史実だ。

Google に転職したそうだけど、再び一般人ですら10年前から知ってるような理由(マーケティングと営業の方が強くてこれこれを実装できないとか)で、また更に転職するような気もするが、まぁがんばって 5,000 万円の家を無事に建てて FP の世話になる安泰な人生を送ってくれたまへ。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook