2019年06月01日に初出の投稿

Last modified: 2019-07-11

お急ぎの方もいらっしゃるかと思うのでまず結論から言いますと、回線の加入者側でJ:COMのネット速度を速くする方法は残念ながら一切ありません。

遅いと評判のJ:COM NETはなぜ遅いのか?ITエンジニアが理由をやさしく解説します。

二年ほど前に弊社へ NURO つまりソニーの営業さんがやってきて、このたび関西でも NURO を展開することになったという話を伺った。そのときも、彼らは上記のブログ記事と似たようなことを言っていた(たぶんサテライト・サイトとしてバイトに書かせてるブログ記事だろう)。そして、この手の J:COM だけを標的にしたブログ記事は、もちろん技術的には正しいことを書いていて、J:COM の通信規格がパフォーマンスとして限界があるのは自明なのだが、それ以外のことは分からない。つまりマンションに安く提供しているせいで、共用の回線を他のプロバイダよりも膨大な数の契約回線に分割しており、要するに他の ISP よりも帯域の分割が多すぎるために取り合いになっているという推測とか、ホテルに安く提供してるせいで、動画しか見ない外国人観光客が夜昼関係なしに帯域を占拠しているとか、その手の推測だ。確かに、NTT-DATA を始めとする ISP は帯域の分割数というのを公表しているが、プロバイダの中で J:COM だけが分割数を開示していないという事実から、こういう憶測が出回るのだろう。よって、J:COM にも火の無いところに何とやらというわけで、こういう陰口を叩かれるのは彼らの隠蔽体質や強引な営業手法にも非があるのだ。 うちはマンション全体で J:COM を導入してケーブルテレビで民放や NHK を観ているので、インターネット接続も J:COM を利用している。そういう利用者として言うと、一般的な用途、つまりウェブページを閲覧するとか、アマゾンで買い物するとか、YouTube で動画を観るとかいった目的で使う際に、著しく回線が遅いとか繋がらないという事態に陥ったことは、そう多くない。不安定に感じるのは通信の速度よりも安定性が求められる MMORPG のようなゲームだが、毎日のようにウンザリするようなパフォーマンスなのかというと、どうでもなかったというのが結論だ。実際には、民生サービスのインターネット接続なんて、もともと回線品質は大してよくないし、ベスト・エフォートで帯域を複数の契約者で共用しているからには、どうしても他の契約者の事情などもあってパフォーマンスが不安定なのは仕方が無いのである。「J:COM でゲームはできない」という文句は非常にたくさん目にするが、実際にはゲームをしていたあなた自身が他の契約者の回線品質を落としていた可能性だってある。

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