2018年04月22日に初出の投稿

Last modified: 2018-04-22

受験予備校の授業のように余りにも丁寧過ぎる授業は,受講者のサバイバル能力を大幅に劣化させてしまう最大の原因になるので,私は,基本的に反対だ。社会人になると,誰も丁寧に教えてくれることなどあり得ない。自分の責任で,自分の力で生きていかなければならない。だから,彼らに対してサバイバルのための考え方の基本を教え,彼らが社会人になったときに生きるためのノウハウを少しでも伝授することも教員としての大事な仕事の1つだと考えている。

ちょっと驚き

なかなか良い方針のようだ。

こういう、学問のまさしく門を叩く人々に真摯に応えるのが大学教員の責務の一つだろう。いたずらに通俗的なアプローチが「サービス」だと思い込んでいる人々は、とりわけ哲学科にも増えているように見受けるが、少しは哲学者を名乗るに恥じない見識を期待したい。正直、漫画家とかアイドルとかネタに引っ張り出しても僕らのような有能な学生に対しては逆効果なんだよね(もちろん、漫画家やアイドルを職業としてバカにしているわけではないが、何の成果もなしに凡人よりも優先的に哲学を語る資格はない)。本当に刹那的に釣り餌を咥えるような連中が集まってくるだけであって、「そういう人々にでも伝われば」なんていうセンチメンタリズムは、実は啓蒙という思想においても、社会科学的なミームの伝播としても、殆ど何の効果もないと思う。

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