2018年10月02日に初出の投稿
Last modified: 2018-10-02
最近、こんな投稿がSNS上で話題になっていた。小学3年の理科のテストで「時間がたつとかげの向きがかわるのはなぜですか」という問題が出され、「地球が回るから」と答えたところ、バツをつけられたというのだ。
教師がテスト用紙に赤字で書き込んだ正解は、「太陽が動くから」。「学習したことを使って書きましょう」というコメントも添えられていた。この理不尽な仕打ちを受けた小さなガリレオの気持ちを思うと、私の心は痛む。
結局、科学も教育も適切に社会へ展開して維持するのが難しいのは、宗教団体という悪の結社のように言われるものがあるからでもなければ、ここに登場するようなただの無能な教員が日本中にたくさんいる(というか、僕は昔からたくさんいたと思っているのだが)からでもなく、このような一知半解や針小棒大なコタツ記事を書く三文文士がいなくならないという事実にも原因があると思うんだよね。
何がガリレオの気持ちだよ。バカが。