2019年03月15日に初出の投稿

Last modified: 2019-03-15

単語集と言えば「intricate: 入り組んだ、複雑な」のように英単語とその訳語がセットで掲載されているものが一般的でした。しかし、本書は「intricate: having a large number of small parts or details」のように、英単語と英語の語義説明をセットで掲載することで、英語のニュアンスをそのまま理解できるようになっています。単なる英英辞典と異なり、役に立つ単語を厳選しているうえ、理解を助ける日本語訳も収録しているので、無理なく英語力を高めることができます。

英語を英語で理解する 英英英単語 上級編

Japan Times が編集したという英単語集だ。書店で眺めてみると知らない単語が多いので、まずこちらを買って、毎日4ページ分の単語を含む例文を新書版の MD ノート(三分冊タイプ)へ書き写している。もちろん、当サイトの記事で書いたように、訳語なんて単語帳に書くものではないというのが僕の方針なので、覚える単語を赤色で書いている以外は例文をひたすら並べているだけのメモだ。予定では3ヶ月くらいで 1,000 個の単語を学ぶことになろうから(というか知ってる単語もあるので、そこまでの数ではないが)、終わったら、「超上級編」も出ているので、そちらをやりたい。超上級編は、『TOEFLテスト 上級英単語 2500』(東新ブックス、2016)ほど妙な単語は多くないという印象だったが、それなりに難しい単語が多かった。

ちなみに、最初の方で "comprise" という語が出てくるけれど、例文が "Our staff is comprised of designers, managers, and sales representatives." となっている。LDOCE によると、ネイティブの中には "comprise" に "of" を付けるのはヘンだと感じる人がいるようなので、もちろん "of" を付けるのは間違いではないが、相手の反応には注意したい。日本人にもよくいるが、日本で生まれ育ったというだけで日本語の「立派な」運用者だと勘違いしている人もいて、そういう連中のプライドを軽率に損ねると無用な面倒が起きる。

それから単語集の語釈は正確なニュアンスを説明しきれていない場合があるので、これも例文を読んでみてニュアンスが分かり難いと感じたら、LDOCE や OALD ていどの辞書は開いて確認するべきだ。この "comprise" も、その構成要素を《すべて》列挙するか、構成要素の《すべてに当てはまる特徴》を書かなければいけない。よって、上記の例文で "our staff" が "our company" だと間違った用法だということになる(executives が含まれていないのに「会社の全員」を列挙していることになるから)。一部しか列挙しないなら、"include" を使うのがいいようだ。

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