(ちょっとは)理詰めで生きる
2008年04月02日 01:11
理詰めで検討してみると、そもそもこれはこうなんじゃねーのという話題が、人生にはいっぱい転がっております。ギチギチして生きてても楽しくないとは言え、ダラリダラリと生きていても、これまた楽しくない。というわけで、幾つか割り切って筋を通してみようと思うのでありました。
まず、本の買い方です。これは恐らく一生の課題と言ってもよいのでしょうが、割り切ってしまえるところは割り切ってしまうというのが、本年からの抱負です。「本年」って。3ヶ月も過ぎて言うこととは思えんが。
あ、さて。そういうわけで本の買い方なのですが、せっかく何百冊とアマゾンのウィッシュリストに入れているのだから、これを使わぬ手はありません。そこで、衝動買いをしないで済むような発想の転換が必要です。そもそも、本というものは衝動買いなどしなくても簡単になくなったりはしません。なぜなら(と自分を納得させる)、前評判も発売後の評価も高い本は、当然ながら増刷・重版されて生き残るからです。古本屋に出回る可能性も高いため、手にとって読めなくなるということはない。そして(と自分を納得させる)、科学哲学関連の専門書などは評価が高くても発行部数は少ないのですが、もともと売れないのでなかなか品切れにならない(笑。たぶん初版で 3,000 くらいは刷るのでしょうが、売り切るのに3~5年くらいはかかると考えられます。つまり、僕から見て「良い」と思える本がなくなってしまうと困るのは確かですが、出版されるところにまで至った限りは、そう簡単になくなったりしないものだということなのです。それゆえ、急いで買う必要などありません。例えば(科学)哲学の書籍で言うと、国内で出版されるもので買う気になるのは、せいぜい3ヶ月に一冊くらいです。競争して買わなくても、一般人が買い占めてなくなったりはしません。
技術的な本については、もちろんネットの方がたくさん情報はあります。たいてい、技術的な本を買う理由は「そうした情報を集めて体系化するのが面倒だから」ということに尽きます。その工数を使うくらいなら、お金を支払って読む方がよいという話になりましょう。そして、実は技術的な本について言うと、いわゆる枯れた技術を取り扱った古典とも言える体系的な本だとか、あるいは言語の体系的な概論については、思ったよりも数がそう多くありません。Perl だったらラクダ本を読み込めばプログラミングするのに十分な知識が得られます。PHP については、Unleashed を一冊持っているので、他の分厚い書籍を買って読み比べる必要はありません。Java は The Definitive Reference を手に入れたので、もう他に読む必要はない筈です。Python はあの電話帳があるから、もういいです(笑。Erlang は翻訳の概説書くらいしか体系的な書籍がない。C++ は確かに体系的な本がたくさんありますが、まだやらないので後から考えます。こういった次第で、それほど頻繁に買わなくてもよいと納得できます。
でも、やはりその時に買って読みたい本もある。時事を取り上げた新書とか、あるいは陳腐化が激しく進むビジネス本なども、その時に読んで判断しないといけない場合があります。でも、新書や文庫だって考えてみれば古典と言ってよいものがたくさんあるので、急いで読む必要はないのでしょうね。逆に、その時に何かを判断しなければと思って読むもの以外は寝かせておいて大丈夫ということになります。そうした新書や文庫にしたって、せいぜい毎月2~3冊くらいでしかありません。週に1冊ずつ読んでも年間で50冊は、そうして生き残った新書を読める。読書というのは、或る程度は数の問題でもありますが(土地勘のようなものができる)、必要に駆られて読むのでなければ特に何冊読まないといけないという決まりは断じてありません。読書量と判断や思考の正しさは、殆ど統計的な関連がないのです。なぜなら、読書量が増えると思考の時間が減ります。たとえ速読しつつビルゲイツのスピードで思考できたとしても(笑、ものを読んでいる間は同時に熟考するわけにはいかないという限界がどこかに存在します。そんな、殆ど論理的と言ってもよい限界まで行かなくても、たいていの社会人は渋谷や六本木で札束を勘定するくらいしか仕事がないような連中ほど暇ではありませんので、独身でもおおよそ一日に2~3時間を読書に当てられたら十分でしょう。いまの僕のペースだと、通勤時間に15分くらいは読書ができて、昼休みに30分ほど読書ができるので、250ページ前後の新書を読了するのに一週間はかかります(自宅では別の本を平行して読んでいることは、このサイトのフロントページでお分かりでしょう)。すると、どれほど買っても読めないなら仕方がないので、購入するのはせいぜい一月に4冊くらいとなります。僕の場合は備蓄があるので(笑、当分は買わなくてもよい筈です。
次に、タバコを検討してみましょう。乗車カードみたいな名前の身分証明証が必要になることは知っていますが、今回はわざと申込みをしていません。もちろん、タバコにあれやこれやのリスクがあることは十分に承知しているからです。なければないに越したことはないのですが、どうすれば無くて済むような心境や生活にできるかと問われると、まぁ依存症の患者としてはだな(笑、リスクが目に見えて下がることに気づくのが一番なのでしょうが、やはり自分で納得した方が結果を後で見せられるよりも効果が高いと思うので、何か見つけないといけません。
いや、タバコについては理詰めの議論などいくらでもできる。逆に理詰めだけではいかんともしようがないところを、どうにかしなきゃいかんのですな。やはり大人になりきれない部分があるからこそ、20歳を過ぎてもみんな吸ってるわけよ。うん。
考えてみると、タバコを吸ってるタイミングがよく取り沙汰されているのです。僕の本日のパターンで言うと、まず会社近くの自販機コーナーで座って一服しました。んで、出社してからメールを受信したりゴミ集めをしたり、本日入社する社員の FTP アカウントを設定して、10時の始業時間前後に一息入れて一服。んでから、あれじゃこれじゃと新入社員のオリエンテーションを終えてから12時くらいに一服。Illustrator で名刺の版下を作り、InDesign で4月からできた部署を組織図に書き入れて、1時半くらいに一服。事業譲渡されたサイトのセキュリティチェックを Tenable Nessus と Acunetix Web Vulnerability Scanner と N-Stalker Free で行い、レポートを作成して一服。誰が引き継いでるのか不明な案件で顧客のサーバに Movable Type を入れられるかどうかを調査して一服(iSLE なんか Perl 5.005 だろ、まともに動くわけない)・・・といった感じで、仕事のきりがいいところで吸っているわけですが、パン工場に勤めていたときや鉄工所にいたときは6時間くらいぶっ通しで仕事だから吸うタイミングなんか無かったわけです。そうすると、いまの仕事は単調な作業の繰り返しというわけではなく、或る程度の裁量で休息したり休憩時間を取ったり出来るから、吸うタイミングがたくさんあるわけですね。すると、仕事が一段落するということを吸うことに結びつけなければ、少しは喫煙の回数が減るのでしょうか。
喫煙についてはなかなか難しいようです。さて最後に食事について検討してみます。実は、休憩は経営管理部でも或る程度は裁量に任されているので、僕は15時~16時くらいのあいだに休憩としています。ジュンク堂に行ったりして1時間ちょうどで終わることなど殆どありません。ともかく外で食べないと休息したことにならないので(社内にいると電通さんと同じノリで常に巻き込まれるから)、会社は出て行くのですが、ほぼアバンザの地下にあるインディアンカレーへ行くのが決まりのようになってしまったこの頃です。で、好きだからしょうがないと言えばそうなのですが、毎日780円というのも、サラリーマンの昼食としてはいささかどんなものかと。そういうわけで、食材パンを3つとコーヒーで500円以内に収めるべきとも考えています。現在の使い方だと、一ヶ月だったら昼食代だけで 780×23=17,940円となります。これに、缶コーヒーやタバコ代を足すと、毎日1,200円くらい使ってることになる。これはおとーさん使いすぎですよ。
しかし、なにせ堂島には安くてうまい店というのがどこにあるのやら。探せばあるのは分かっていますが、通勤途中の肥後橋にある食堂は朝日新聞ビルが改築のため、休業してしまいました。ドーチカの食堂は混んでいてしかも微妙な値段と味なので、ゆっくりできるいつもの店に行ってしまう。休憩時くらいは、せせこましいところで他人に神経を使ったりしたくないですからね。すると、見つけやすくて低料金となれば吉野家か松屋くらいのものですね。

うひゃ~、理詰めの結末が吉野家に行き着くってのは当世サラリーマン事情みたいな風情でなにやら世知辛いと言いますか哀愁漂ってきそうな感がありんす。
社内に仕事のスイッチをオフにしてゆっくりご飯食べたり本を読んだり「ぽわ~ん」とできるスペースが有るとよいのにね。それこそ贅沢というか夢のまた夢なのかもしれんけど・・・。大阪府は喫煙スペースもお昼以外の休憩も廃止だそうです。うーん。
投稿:ち。 / 2008-04-02 at 2008-04-02 01:38
コメントどもども。
吉野家が限界じゃなくて、菓子パンとコーヒー(当然、会社の福利厚生で買ってもらってるコーヒー)で何とか・・・とも思うのですが、なかなか育ち盛りゆえそれでは萎びてしまいまする。
あと、吉野家は勝負一発なので満足して時間もかからないのがよいですね。駄目な食事の典型だけど(笑。
投稿:philsci / 2008-04-02 at 2008-04-02 01:50