最終更新日: 2008年11月22日

ジュンク堂で見つけた良さげな本(業務系)

2008年02月14日 01:59

ウィッシュリスト行きの本をパラパラと眺めてみました。

その一。

SLAの作成法―サービス・レベル・アグリーメント

早くもアマゾンでは発売して数日で品切れとなっています。これまで SLA の概略を知るには、

民間向けITシステムのSLAガイドライン―導入・契約方法、改善点、最新事例を網羅ITアウトソーシングで失敗しないSLAチェックポイント294―外部委託のリスクをマネジメント、内部統制に役立つ統制項目表付き

といった、なかなか経営管理部としても稟議を通しにくい代物か、あるいは経済産業省が出しているガイドライン(PDF)を延々と読むしかなかったのです。手頃なのでこれはよいなと思いました。但し、実物を少し開いてみましたが、図解があまり整理し切れていないように見受けます。なんとなく SLA について著者が言いたいことを列挙しているような体裁なので、体系だった理解には向いていないと思われます。

その二。

エンタープライズSOA ―ビジネス革新実現に向けたITデザイン

目次だけを見ると単なるバッドノウハウ集みたいに思える本ですが、説明は分かりやすいのでウィッシュリストに入れています。但し少々値段がするので、自分の中で将来の投資と割り切れるかどうかがポイントだったりします。ともかく、SOA はたくさん本が出ていますが、大規模開発会社の人が書いた本や開発者向けのコミュニティサイトなどで語られている内容はどうにもマッチポンプの風情があって近寄りがたいため、どうにかスケールダウンした考え方を模索したいと思っています。それはまた、例の開発系サイトでご紹介します。

その三。

Web標準テキスト(1) DOM Scripting (Web標準テキストシリーズ 1)

DOMの参考本で、ようやく使い物になる一冊が出てきたようです。DOMのあらましとかは、もうこの際どうでもいいから、レファレンスを出してくれという JavaScript の開発者さんも多いと思うので、いまのところはこれでしょうか。これはシリーズものらしく、他にも XHTML や CSS のレファレンスが出ています。それから、この本は末尾に少しだけ jQuery を紹介していますが、DOM を扱うコーダさんには蛇足のように思います。やるならライブラリだけを集めた本を別に出す方がよいなと。

その四。

実践 パケット解析 ―Wiresharkを使ったトラブルシューティング

手頃です。薄いです。素っ気ないです。でも、OSI 参照モデルとかネットワークの基礎も書いてあって、解析しながら学べるといったノリで買ってもいいかも。それにしても、これが以前まで Ethereal と言われていたソフトだったとは知りませんでした。ちなみに、この発音を聞かれるのですが、イーサネットと近いので「イリアル」と発音する人が多いと思います(こちらの発音も参照)。なんにせよ、この語はこれから発音される機会が減るので、あまり気にしない方がよいです。でも、「どう発音するのか?」という語は幾つかありますね。英米語圏でも人によって違う場合もありますから、侮れません。たとえば cron も、「クローン」と発音する人だけでなく「クーロン」と発音する人もたまにいるのです。

その五。

あ、wp-amazon で10冊表示するように手直ししたら、洋書が検索できなくなった(笑。

じゃあ・・・日本科学哲学会が編集してる『分析哲学の誕生』(頸草書房・近刊)とかでしょうか。

コメントが一つあります

  • 『分析哲学の誕生』は、アンソロジーでしたか。
    何冊か発行されるらしく、次は科学哲学プロパーの
    特集みたいなので、それなりのものが出るかも。
    数理哲学とかはどうなんだろう。

    ていうか、こういうのってぜんぜん売れないと思う
    のだけれど、頸草書房さん自体が慈善事業みたいな
    出版してるしな。初版3,000部で売り切るのに5年
    とか10年とか、そういうペースでしょうか。

  • 投稿:philsci /

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