最終更新日: 2008年11月22日

「ソリューション」

2008年01月27日 01:35

あれこれと言われることの多い buzz word の一つですが、まじめに意味を取れば啓発的でよい表現とも言えます。

ビジネス用語としての「ソリューション」は、Wikipedia の簡潔な説明にもあるとおり、

a solution is a product, service, or combination of both which is said to solve a business or consumer’s problem.

ソリューションとは生産物やサービス、あるいはそれらの組み合わせのことであり、ビジネスで生じる問題や消費者の抱える問題を解決すると言われる。

という意味で過不足がありません。もともとは、自社のビジネスで生じている問題は自分たちで解決するのが当たり前で、ITコンサルタントや開発会社に相談しなくてはならないほど困っているにしても、あらかじめ自分たちで解決策を考えてみて、協議し、問題を解決するにはどこがどうなればよいかを理解している、という前提があった筈です。

それが、いまでは「フォームが使いづらい」だの「新しいビジネスモデルが欲しいだの」といった、いわゆる考えなしの素人や、考えるつもりもないヘタレ経営者に、傾きかけた3流の開発会社が高額でふっかけるパッケージ商品のことという意味合いになりました(と言うのは言い過ぎですが、この言葉を使わない人たちはこれに近い印象をもっているかもしれません)。

したがって、もともとの意味合いで言えば、自分たちで考えてみてうまくいかなかった問題を解決すると言えば、クライアントの発注者としての怠慢を牽制するために使える言葉とも言えるでしょう。

あんたたちは単に不平を言ってるだけで、何が問題でそれをどう解決すれば満足なのかも考えていないのに、「ソリューション」なんか提案できるわけないでしょう。「ソリューション」というものは不平不満を刈り取る掃除機ではなく、あなたたちが自社の問題をまさに解決するための補助器具なのですよ。

とか。大阪で、中小企業からナショナルクライアントにいたる発注者側の決裁権者に、これくらい言えるアーキテクト(もちろんこう言った上で成約できている会社)はいないものですかね。

コメントがあればご記入ください。

  

  

  

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