Knol – がんばりましょう

2009-01-26 00:00 / hittings

TechCrunch の記事を見ていて思い立ち、哲学関連のエントリーを Knol で見てみた。

例えば、なにやら時間とか物理といった文言があるので、科学哲学あるいは自然哲学系の文章を書いているのかと思いきや、実際に見てみると、正直なところアメリカの学部生が書くレポートにも達しないレベルだ。

考えてもみれば、Google 自身は Wikipedia よりもハイレベルなコンテンツを提供するために専門家に書いてもらうとか言ってたように記憶しているが、実際は何のことはない。Google のアカウントを持っている人は誰でも「knol を追加」できてしまう。これではマイナーな Wiki を一つ運用しているのと変わらない。

Physical time is usually referred to the time we used the clock said. If not allowed to go home clock, we will Nata and standards of proof-reading the clock, be adjusted. At present the most accurate atomic clock is the standard clock, the atomic clock is considered ‘absolute’ accurate, because they can not get a more accurate, ‘impossible’ deviation.

こんなレベルの「意見」が読めることなんて期待してないし。

あと Knol って、なぜかインドの人が多いのは理由があるんだろうか。インド人がどうとかいう話をしたいわけじゃなくて、日本人が多くてもヘンな感じはする。

[2009-08-22: 以下、いただいたコメントの転載です]

Your name said…

「日本人が多くて “も” ヘンな感じはする」ということは、インド人の投稿者が多い現在 “も” ヘンな感じがするという意味ですね。

Takayuki KAWAMOTO said…

コメントありがとうございます。

そうです。特定の国のユーザに偏っているように見えるのは、何かサービスの使われ方に特殊な事情があるのではないかとか、サービスを提供する側には考察の材料になるはずです。特定の地域の人にしか利用されないよりも、多くの地域の人に利用される方がよいからです。

例えば Knol のインターフェイスが日本語だけだったとすれば、利用者は圧倒的に日本人となるでしょう。しかし、Google がそんなサービスを展開する理由はビジネス上は存在しません。Knol も、特定の地域の人に利用されることを意図してリリースしているわけではないでしょうから、仮にサービス全域でインドの利用者が多ければ、Google 側のスタッフは何かが「ヘン」だと思うでしょう。

ちなみに、「インドの人の投稿ばかりで『嫌だ』」という意味で書いているわけではありません。違和感は単なる違和感で、不快感という意味ではないのです。

それと、一つの知見としてインド哲学やインドの論理学について記事を読めることは素晴らしいと思います。日本でインド哲学を専攻されていた中村元さんは尊敬に値する研究者です。しかし、Wikipedia や Knol は generic term をタイトルにつけて、特定の学派や、ましてや私見を述べる場所ではないはずなので、上記の記事の前半で述べたことは地域や人種の話とは分けて考えてくださ い。例えば、冒頭でリンクした “Time and time philosophy and physics” という記事は、「専門家」が書いたものとはおもえません。せいぜい学部生のレポートレベルであり、こういう評価には人種など無関係です。

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KAWAMOTO Takayuki

Mr. KAWAMOTO Takayuki
also known as philsci
(birth day: Sep 20 1968)
live in Osaka city, Osaka, Japan.

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