Pics: CSS ショウケースサイト

2009-02-06 00:00 / hittings

The_CSS_Gallery_List

こうしたギャラリーサイトあるいはショウケースサイトに一括登録するサイトまであるんですね。

http://www.thecssgallerylist.com/

まぁ検索エンジンと同じで、こういうところにプレゼンスをもっていることも一つのステータスになるんでしょうか。それにしても、海外(英語サイト)だけでこんなにあるのか。国内では、なんだっけ、「あんじょうできてはる」だっけ、名前も忘れたけどそういうサイトがありましたね。弊社制作のサイトも幾つかご紹介いただいております。

んが、正直言ってそれぞれのサイトは収益を考えるとかなり苦しいのが実情のようです。このほど StyleGala も2年ほど前から身売りの話が出ていたところ、いったんサイトを閉じてしまいましたし、上記の一括登録にしてもいまさらという気がしてしまう「死んだ」サイトが大半のように思います。審査制でもないのに、一月に新規登録が2,3しか紹介されていないサイトは、まず死んだと思ってよいでしょう。

そういや、2ちゃんの「カスいけサイト」で MD と crossedge をエントリーしてもらってから5年くらい経つのですが、あの頃から細かいところで進展はあっても、グリッドとかレイアウトについては殆ど目を見張る進展がないように思います。コンテンツが垂直方向に不定というテキストコンテンツの特徴をうまく使ってレイアウトされたサイトが、あの時点で出尽くしていたとすれば、そう簡単に進展はないのでしょう。もっとも、コンテンツを隣のカラムに流し込むようなレンダリングが登場したら話は別ですが・・・

ちなみにこれだけたくさんあるギャラリーですが、流行ってるかどうかとは別に、以下の二点を押さえておけばよいかと思います。

1.「ブログデザイン」が多いギャラリーは見ない

ブログデザインというのは、簡単に言うとグリッドの割り方として、垂直方向のカラム割りしか使っていないデザインのことです。こういうのはいまどき素人でもできるし、カラムの割合を 40:60 にするか、30:70 にするかで決定的に何かが決まるというものではありません。リキッドならなおさら、「比率」以外の何かをエンドユーザに対して提供できるものではないからです。まぁ別にいいですけどね、「黄金比」になるように割っても(笑。ROI として何の効果もないデザインだと思いますが。逆に、デザイン上の要件から起こしていけば、カラム割りとしてメインコンテンツとサイドバーコンテンツの比率をどうすればいいのかは、おのずと導かれると思うのです。他人の割り方とか参考にしてる時点で、そのデザイナーは本当の意味での「プロダクト」デザインをする力がない証拠なんじゃないかと思いますよ。

たくさん見ているうちにわかってくると思いますが、とにかくブログデザインはビジュアル要素(キービジュアルやカラースキーム)がどう変わろうと、どれもこれも同じに見えるので参考にならないんですよね。CSS ZenGarden っぽいテーマとか、あんなのよく飽きないなと思います。なので、こういうのはせいぜい学生のうちに 2,000 とか 3,000 とか見て回っておけば十分です。あるいは見るだけなら Web Design Index 6 か 7 の CD-ROM でもいいと思います。最新のを見ても大して本質的には変わらないから。

勘違いがあるといけませんね。僕は、ブログデザインは奇抜なものとか新奇なものを無理に作る必要がないから、新しいものを追いかけても意味がないと言っているだけなのです。こういうデザインが「劣っている」と言っているわけではありません。

2. ビジュアル要素ばかりが目立つギャラリーも見ない

ビジュアル要素に頼りすぎたページがたくさん投稿されているギャラリーについて言うと、どのみちそういうページは他のギャラリーにも一斉に登録されていることが多いので(たいていそういうデザインをする連中は自己顕示欲が強いから)、どこか一つのギャラリーを見ておけばそれでよいと思います。

キービジュアル要素なんかそのまま参考にできるわけじゃないし、そもそもウェブ「ページ」のデザインとしては要件が全く違うから参考にならないんですよね。ページのパーツ(枠とか罫線の画像)は、テイストの参考になることはあるのですが、そういうのにしても、結局はデザインってスペーシング(間の取り方)の方が大切だと思っているので、あくまでも参考です。

それから、サイトを紹介しているサムネイルにページのビジュアル要素をトリムしたような画像が使われているギャラリーは、信用しない方がいいでしょう。CSS サイトのギャラリーを謳っていて、グラフィックにしか目が行っていない運営者とかビジターが紹介したり評価しているサイトに、(かつての)プロのデザイナーとして参考にすべきものなど、あったためしがありません。

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KAWAMOTO Takayuki

Mr. KAWAMOTO Takayuki
also known as philsci
(birth day: Sep 20 1968)
live in Osaka city, Osaka, Japan.

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