或るサイトの制作過程(まとめ)
2005年08月06日 00:21
これまでの経緯をまとめてみることにしたのであります。うーん、難しい。
ページのテイストのようなものは考えついたのですが、どうもこのサイトに合ったテイストではないような気がします。うーん。もっとなんだろうか。人気(ひとけ)があって、賑やかで、元気よくというか。エンターテインメント系のサイトとして何か欠けているのです。ということで、Yahoo! JAPAN の「遊園地」というカテゴリーに行って、東京ディズニーランドやエキスポランドのサイトを見てみたのですが、どうもこう Flash であれこれと動くだけか、いかにも「情報デザインのセオリーどおりにコンテンツを配置してみました」的な、押しつけがましい構成かのどちらかで、まったく辟易してしまいます。
このようなわけで、残すところあと二週間となったのですが、これから社長と色々詰めていく必要があるかと思います。いまのところ、派手なページにはしていますが、なるべく画像を無駄に使いすぎないようにしているつもりなのです。しかし、ここに相手サイトのサムネイルがじゃんじゃん入ってくれば、必然的にページは重くなる。そこで最低限の措置としては、サムネイルなど大量の画像を格納するサーバは、他の場所にするつもりです。現状では、クラスター構成のサーバにサムネイルの多くが置いてあって、思ったほどクラスター構成のサーバは負荷に強くないため、サムネイルの表示がもたついてページの表示を遅くする原因にもなっています。そして、もうこれはいかんともしがたいのですが、稼働している状態のサイトがアダルトであれなかれ、一つのサーバに 10 以上もあります。したがって、このサーバに負担をかけるようなことはできるだけ避けたいのであります。
そんでもって、これまでの制作過程を説明していて思うのですが、どうもこう力点がどんどんずれてきているような気がするのです。まずもって今回のリニューアルでは、ページの表示を速くすることが目標であり、また余計な手間がかかる部分を少なくして、なおかつ「ショボく」ならないようにしながら、あるていど放っておいてもアクセスが回ってくれるようなサイトがテーマでした。ていうか、こんなのあらゆるアダルトサイトの目標でしょうけど。しかし、このなかで何を真っ先に考えるべきかともういちど再考してみるに、やはり送ってもらったアクセスをうまく送り返す仕組みを確立することが大切かと思います。そうしたレイアウトであれば、わざわざピックアップの箇所を増やして建て増しを繰り返して行かなくても済むはずです。余計な手間がかからなければ、会員サイトの宣伝にも時間を使えるようになるし、レイアウトは同じでも見せる箇所を個別に作り込んでいったりもできる。
そこで、やはり見栄えでどうこうと判断するよりも、ユーザーがページを目で追って行く順番を想定したり、あるいはこちらから誘導するような仕組みを考えて、それぞれのパートでクリックしてもらうようになれば理想です。例えば、サイトにやってきた人が、有料サイトの宣伝を見ていきなり有料サイトの広告ページへ行ってくれたり、あるいは下へ進むときに相互リンクしているサイトへ目を留めて、「いろいろ押してみよう」という気にさせるということですね。初めてやってきた人や、リニューアル直後にやってきた人は、もちろんそれまでのサイトを訪れていた平均的なユーザーよりも色々な箇所をクリックしてくれるかもしれません。しかし、そんな試行錯誤は、「いろいろなところをクリックする」ことの効用がなくなってくれば自然と治まってしまいます。それでもまだ、頻繁にやってきてはいろんなところをクリックしたくなるとか、あるいはクリックせざるを得ないとか、そういう流れをつくりたい。しかし、残された時間は少ない。有料サイトの宣伝ページも作り直しておかないといけないし。
でありますから、新人さんには期待したいのですが。どうもまだ慣れが必要かもしれません。
