Scribble at 2017-10-10 12:34:50 Last modified: 2022-09-22 11:49:16

戦争についての本がたくさん出版されているし、よく売れていて読まれてもいるようだ。それはそれとして良いことだろうとは思うのだけれど、過去の戦争の本をあれこれと読むだけでなく、いまおかしいと思うことはおかしいと言ったり投票行動に反映させた方がいい。自分が被害を被ったり死んだ後に社会学者や歴史家があなたの被害や事跡を詮索したところで、被害を被ったり死んでしまった当人にとって何になるというのか。歴史を学ぶことは概して良いことだと思うけれど、そこで止まっていては単なるオタクでしかない。これは、かつて小学生の頃に考古学者としての将来を学校教員どころかプロパーの研究者にも嘱望されていた、不遜ながらも或る意味では「かつての天才少年」からの忠告だ。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook