Scribble at 2020-09-27 12:05:28 Last modified: 2020-09-27 18:39:09

Why the Media and Democrats Should Reject the Christian Right’s Pearl-Clutching and Address Problematic Religious Views

アメリカについて調べたり丁寧に考えておきたいことは幾らでもあるし、それは日本についても中国についてもフランスやロシアについても(つまりは人類が生きるところすべて)についても当てはまるわけだが、ひとまず特にアメリカで展開する哲学を支えてきた考え方や生き方と宗教との関わりは特筆に値すると思う。それは、僕が専攻している科学哲学のような分野にも言えることで、圏論やモデル理論や一般相対論などを取り上げている研究者が、結局はそれを取り上げていて黒人差別や貧困を取り上げないのはなぜかという、一見するとかけ離れた脈絡に、政治なり宗教なり他の色々な思想なりの影響があると思えるし、実際のところ古典の解釈というものはそういう脈絡を積み上げて歴史的な再構成をするものであろう(そして、これは強調していいことだと思うが、いわゆる合理的な再構成とは歴史的な再構成で考慮される脈絡を《敢えて脇へ置く》ことが求められる)。

なんにしても、保守派はクリスチャンが多くて、しかも銃社会を容認する「自由主義者」が多いという、日本の多くの人たちの常識(特に「自由」とか「独立」とか「責任」という概念)に照らすといまだに意味が分かりにくい実態がある。

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