Scribble at 2018-02-15 21:34:21 Last modified: 2022-09-24 17:54:53

さきほど本町の紀伊國屋さんで、40周年記念という派手な装丁の『利己的な遺伝子』を見かけたが、とうとうこのお話(ドーキンスの議論は厳密な意味では生物学の学説とは言えないと思う)を「科学革命」だと銘打つようになったらしく、やや嘆息せざるをえない。とは言え、帰宅してから検索してみると、相変わらず真面目に議論しているリソースは殆どなくて、せいぜいオンライン書店の商品ページか、底の浅い読書感想文がヒットするだけだ。もちろん、丁寧に読んでいる人はいるのだろうけど、やはり書かなければ悪貨に簡単に負けるのがウェブなのである。

現に、1ページ目から「るいネット」の関係者のページがヒットしている。なんでこんな、擬似アカデミズムを装っているだけの素人カルト集団のページなんかが1ページ目に出てくるのか。生物学や遺伝子学のプロパーは、Twitter でエロゲーのキャラをアイコンにしながら馬鹿げたツイートを毎日のように書いてる暇があったら、こんな文字で書いたウンコとしか言いようがないウェブページなど駆逐できるくらいのリソースは作れるはずであって、情け無いとは思わないのだろうか。

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