2017年07月22日10時56分 に初出の投稿

河本孝之Takayuki Kawamoto

Last modified: 2017-07-22 10:56:24

"scientism" と言っても、「今後は科学だけでいい」というタフなタイプと、「これまでも科学だけでよかった」という(実は非科学的なことを言ってる)あほうを区別しないといけない。つまり、「科学というのは最初から科学だったわけではない」という正確な理解こそが科学的に「科学」を考えていることになる。そこを超えて「これは(現代の基準の『科学』からして)科学的ではない」と過去を断ずるワインバーグの本みたいなものは、実は科学哲学の俗書にも及ばないただの読み物だ。なんとなれば、あの本は僕が最初のツイートで書いたような「いまの基準でいう『科学』をアリストテレスやデカルトがやっていたならもっと人類の知識は発展していたのに」という含意があるからだ。そんなものは科学の本ではない。

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Google+ Twitter Facebook