2017年05月30日10時31分 に初出の投稿

河本孝之Takayuki Kawamoto

Last modified: 2017-05-30 10:31:16

全裸を女子生徒に強要 部活顧問の教諭が懲戒免職

「教諭は『わいせつ目的ではなく、指導が高じた』と釈明しているという。」

覚悟があれば何でもできるみたいなことをやってたらしいけど、この手の愚かな精神論が日本の学校制度に蔓延って、既に100年を超えているのではなかろうか。そろそろ、このような前時代的で非科学的で人権侵害でもあると言い得る、学校教員の馬鹿げた素人教育手法は、文部科学省は言うに及ばず、地域でも見直した方が良いと思う。どうして地域なのかというと、もはや親にも子供を十分に養育する時間のゆとりがなくなってきているからだ。このまま学校の教員たちへ、彼らが養父母であるかのように全ての養育責任を丸投げしていると、教員はクラスの担任としても 40 名前後を管理しており、教科ごとの管理についてはマンモス校だと 1,000 名を越える生徒を面倒見なくてはならず、加えてクラブの顧問としても管理責任があっては、既にスタンダードな考え方で言う管理能力を超えてしまっている(会社でも、おおよそ一人の役職者が管理できる直属の部下は10名以下だと言われている)。

人手が不足しており、しかも予算が足りないとあっては、ボランティアを募る他はないだろう。自然なやり方としては、やはり PTA から持ち回りなどという負荷の高い条件ではなく、地域の(もちろん暇な)高齢者に一定の指導を複数人単位で任せたり、場合によっては高校生が正式に小学生の面倒を看るなどの手段も選択できた方がよいだろう。一人の教員が生徒を何から何まで指導する(そして学校が子供の育成について何から何まで関与する)という「全人教育」などというものは、実質や実態としても成果が挙がっていると言える証拠はないし、理念や理屈としても間違っている可能性が高いと思う(小学校の教員が殆どの教科を一人で教えているなどという実務上の事情を「子供について全ての責任を果たせる」などと混同しているのではないか)。

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