2017年04月06日11時51分 に初出の投稿

河本孝之Takayuki Kawamoto

Last modified: 2017-04-06 11:51:03

会社では過去の経緯から corporate profile をデザインしている。参考になる会社案内は数多くあるが、検索するとなぜか日立系列の会社が幾つか上位に上がっている。ま、皮肉なことだ。

それにしても、意外に大手企業の会社案内でも、文字が小さいとか(財務諸表とは違って法的な要件はなく、文字を小さくして「やり過ごす」必要などないはず)、意味不明なインフォグラフィックとか、奇抜なだけで馬鹿げたレイアウトや色使いが散見される。例えば失礼ながらキーエンスさんのは、まるで製品カタログだ。あと Nikon さんの会社案内は、まるで 1970 年代の会社案内かと思った。レイアウト、色の選択、そしてこれまた皮肉なことに、写真撮影の構図やライトの当て方、そして人物が着ている洋服があまりにも古臭すぎる(笑)。

こういうのをたくさん見ていると、オンラインでどれほど膨大な(まぁ殆どがアマチュアか三流のだけど)ノウハウが書かれていようと、インセンティブがないと思い込んでいる人々に一定のクォリティを要求するのは難しいということだ。つまりデザイナーというのは、間接的に「デザインが重要である」ということも伝えなくてはいけない。だからこそ、表面的な美しさや格好よさだけが伝わっても本当のインパクトにはならないんだよねぇ。

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