2017年02月27日10時54分 に初出の投稿

河本孝之Takayuki Kawamoto

Last modified: 2017-02-27 10:54:46

日経新聞のサイトの paywall(無料会員になるか購読しろというアレ)を見ながら、ふと思った。WELQ の事案は、社会学者とかにはもう少し突っ込んだ議論を期待したかった。あの事案で分かった(あるいは改めて強調された)ことの一つに、ネット利用者の多くはお金もなければリテラシーも低いので、検索したりユーザ登録できないから、ああしたサービスを使っていたという実態だろう。そういう人々がいた中で、もっとちゃんとした記事なりコンテンツを配信しているサービスを使ったり、病気や健康については現実の医者や栄養管理士に相談する「べき」だと言うのは、結果論としては誰でも言えることだし、金がある人や、親の金で食ってるだけのガキとかには造作もなく理屈だろう。そして、ネットではこういう人たちの方が(暇だから)発言しやすいし、発言の量も多い。DeNA のマーケティングは(内容の是非はともかく)非常に上手かったと言える。

そして、この DeNA のマーケティングの巧みさは、例のなんとかフリークと呼ばれる人々にしても、Twitter のフォローを外すだけで世界に存在しないかのようになったという点にも現れていると思う。 プライバシーや個人情報に関連する研究者やライターとか「取り巻き」(高木さんや元切込隊長はフォローを外したが、彼らの知り合いあるいはプライバシー法制の一部の専門家については、もちろん僕はフォローし続けている)が Twitter 上で何も言及したり RT してないということは、当人たちが自分たちのブログやタイムランで何を書いてようと、彼らを unfollow するだけのことで、客観的には「無」と同じ状態になっているのだから。

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