2017年02月08日23時02分 に初出の投稿

河本孝之Takayuki Kawamoto

Last modified: 2017-02-08 23:02:53

さきごろ丸善から出た翻訳で、category theory の入門書や概説書は出揃った感があるのだけど、気の毒にプログラミングで圏論や Haskell は二年くらい前に流行は終わってしまっていたと思う。

ということで、いまごろ Haskell を始めている。それなりに下地が出来上がった状況で始める方が情報も集め易いし、そもそもプログラミング言語なんてものはパラダイムや開発手法やアーキテクチャも含めて、少なくとも破綻のない形式化をベースにしている限りは幾らでも「動く」プログラムを書けるのだから、誰かよりも先に習得して確保できるアドバンテージなんてものは、実は無い。

そんな有利・不利があるかのようなことを言う人がいるなら、それはイノベーションが言語の選択の問題だと勘違いしている人々(あるいはそうミスリードさせる言語開発者や出版社)だろう。或る開発手法やプログラミング言語を作るだけで、勝手に何か大儲けできるオンラインサービスが生まれたり、世の中に強いインパクトを与える貢献が果たせるのではないかなどと期待するのは、要するにそうするために本当に必要なアイデアや信念のない人間だけだと思う。

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